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生ごみリサイクルについて
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地面に直接埋める方法

広い敷地や畑があるなら、昔からの直接埋める方法が便利です。
土の中の微生物やミミズ等の働きを利用する方法です。
◆やり方
周りに作物が植えられてない、水はけの良い場所にうねを掘る

生ごみは出来るだけ細かくした方が分解が早くなる。
水分が多いと生ごみが腐敗します。

生ごみを埋めたら上に10センチ位の土をかぶせる。

雨や、動物よけに上に板や農業用ビニール等を被せると効果的!

屋外型堆肥化容器を使う法(コンポスター)

 空気の好きな微生物を利用する方法―好気性―で、屋外で大きなバケツのようなプラスチック製の容器を使う方法で、土の中の微生物が生ごみを分解します。また容器の大きさも様々なものがあり、生ごみの量に応じて選ぶ事が出来るのも便利です。
◆用意するもの
容量70〜500L
直径45〜100p
高さ50〜100p
価格帯3,000〜12,000円程度
◆特徴
生ごみの他枯葉、枯れ草、雑草なども堆肥化できます。 熟成処理まで、この容器(大きくて軽い)で 出来ます。 腐葉土づくりもできます。 現在最も普及しているが冬は使用しにくいのが難点です。
◆欠点
空気の好きな微生物を利用するのに容器はプラスチック製の為 空気を通さず 発酵管理に工夫が必要
◆使い方
1. コンポスターを設置する(効率よく交互に使用する為2台あると便利)
なるべく日当たりと水はけの良い場所を選ぶ
地面に平らにおき、動物・蠅・ねずみ が入らない様、又 風等による転倒防ぐために周りに土を置き固定する。
2. 床を作る(水分の調節が重要)
底に乾燥材(乾燥した枯葉・乾いた土・腐葉土等)を入れて10p位にする。 微生物が発酵促進させる状態を整える為、土と良くまぜることが大切です。
3. 生ごみを入れる  (容器が大きいので量は入れ過ぎない様注意が必要)
生ごみは水を切り出来るだけ細かくし新鮮なものを入れる、ひと握りの 米ぬかをまぶすと発酵が促進される。容器内部は、周辺部に近い場所は 乾燥状態を保つ様、乾燥材は生ごみと同量に入れ2〜3日に一度撹拌 して内部に空気の補給をします。(生ごみが残らぬよう発酵状況確認要) これを繰り返しいっぱいになったら2カ月程放置しておきます。
4. 堆肥として使う
容器を引き上げて堆肥としてつかう。未堆肥の部分は土をかけ寝せるか容器に戻す。容器2台あると便利。

屋内型堆肥化容器を使う方法

空気を嫌う微生物を利用する方法―嫌気性―で密閉式容器(バケツ)を使います。
◆特長
屋内で出来るので、冬でも使用 でき又虫が発生しにくい方法です。
液肥(発酵液)が取れるので有効活用ができます。
生ごみは分解せず漬物状態で発酵しますから量は減りません。
容量10〜20L
直径30〜50p
高さ40〜60p
価格帯2000〜5000円
◆用意するもの
屋内設置型生ごみ堆肥化容器(10〜20L程度)
底が二重で液肥取出し用コック付きが良い
内部にすのこがある(右図の様に種類が多い)
(微生物資材)ぼかし又は米ぬか
目詰まり防止用新聞紙1枚
ぼかしとは、米ぬか・もみ柄等をEM菌(有用微生物群)と混ぜ発酵させたもの。

容器はホームセンター等で
購入出来る

底が2重構造

◆使い方
1.容器の底に新聞紙を敷く
生ごみ・ぼかしで液肥取出し時目詰まりと容器汚れ防止
2.生ごみを入れる
良く水切り、細かく切って入れる。米ぬかまたはぼかしをふりかけ(生ごみ1sに50g程度まんべんなく混ぜる)和え物作りの要領
3.空気を押しだしふたを閉め密閉する
生ごみも上から押さえて空気抜きます
4.2・3を繰り返します。(日常の管理)
発酵が進むとガスにより容器がふくれたらガス抜きをする。又底には発酵液(液肥)が溜るのでこまめに取出す。
5.直射日光の当たらないところに置く
ほぼ一杯(8分目位)になったら蓋をしたまま2週間ほど置き熟成させます。ぬか漬けの匂いになれば成功です。「ぼかし和え」で生ごみは未分解です。(冬場は外気温が低いので1ケ月程必要です
6.熟成処理して堆肥として使う
「ぼかし和え」を発砲ポリスチロール箱又はプランター等の容器に移し「ぼかし和え」1に土3〜4倍でよく混ぜ合わせ、二週間〜1月で堆肥として使えます。

◆ポイント(良い堆肥にする為に)
   ☆ 生ごみは、水分を切りできるだけ細かくすると微生物の働きがよくなる。
   ☆ 空気の無いところで働く微生物の活動を利用したものです。しっかりと密閉する。
   ☆ ぼかしは多めに惜しまず入れると臭いを少なく出来る。(夏場は多めに)
   ☆ 容器を2個用意し交互に使うと便利です。
   ☆ 花木や畑で「ぼかし和え」のまま使用する場合は根に直接当たらない様注意して畝間で
     土と混ぜ なじんだら土寄せし堆肥の効果を確認する。
◎ 発酵液・液肥は早く(その日のうち)使いきる。肥料として500〜1000倍に薄めて鉢・花木・プランターに
又 原液を風呂場の排水口・雨水枡・水洗トイレ等へ排水パイプの中が洗浄される。


仙台 生ごみリサイクルネットワーク
会長 山内 文男 (株)東北バイオサイエンス研究所
         仙台市太白区八木山本町1丁目5-1-210
連絡先:TEL:022-229-5214FAX:022-229-5215

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